大往生とは

安らかで立派な死に方、あるいは満足してこの世を去ることを意味する。
仏教に由来し、本来は浄土に生まれ変わるために安らかに死ぬことを意味していたが、転じて現代では「天寿を全うして穏やかに死ぬこと」「苦しまずに死ぬこと」を指す言葉として広く用いられている。
肯定的な死に方として受け取られることが多く、高齢者が穏やかに亡くなった際などに敬意を込めて使われることがある。

例文

・祖父は家族に看取られて大往生を遂げた。
・苦しまずに眠るように亡くなったと聞き、大往生だったと思う。
・彼の人生は波乱に満ちていたが、最後は大往生だった。
・大往生を願って、延命治療は行わなかったという。

三字熟語 大往生
読み だいおうじょう
英訳 peaceful death
使用漢字